緑島はかつて台湾の民主化前に政治犯の監獄が設けられていました。思想の自由と人権を獲得したことを記念し、迫害を受けた人々を記念するために、台湾政府行政院は2003年ここに「緑島人権記念園」を設けました。園は、西は公館漁港より、人権記念公園・行政院海巡署庁舎・緑洲山荘・国防部医務所・荘敬駐屯所、東は燕子洞と海岸に至るまで総面積は約25ヘクタールもあります。

公館村の将軍岩の「緑洲山荘」は、1970年の泰源事件の後に、国民党政府が急遽建てた壁のたいへん高い監獄で、泰源監獄と各地の軍事監獄の政治犯が移されてきました。東管処では2002年に山荘の礼拝堂を改装して展示室とし、写真や文物によって歴史を後世に残すことにしました。人権記念公園には自由へのたたかいを称える「人権記念碑」が建てられ、ひとつの時代の象徴として、緑島の新しいランドマークになっています。
