磯崎海辺休憩エリア
マリンパーク
更新しました:2022-12-05
公開日:2012-05-26
人気:6.6万
大石鼻山遊歩道
公告:大石鼻山駐車場と登山道は工事のため一時的に閉鎖しています。工事期間は2020年6月15日から2020年11月5日まで。閉鎖解除日時は別途公告します。
全長:910メートル
所要時間:全行程走破には約1時間必要
「磯崎海浜休憩区」道路脇の駐車場が遊歩道の出入口です。南北にそれぞれ出入口があり、台11線海岸公路につながっています。
「大石鼻山遊歩道」は距離表示や東屋もあり、計画的に敷設された登山道です。階段の大部分は枕木や石で敷かれ起伏も緩やか。快適なトレッキングが楽しめます。遊歩道からは牧草、カラスザンショウ、ゲッキツ、ハカタユリなど先住民栽培の植物が見られ、動植物の生態と地形景観の観察にぴったりで、親子で訪れるのに最適な自然の生態遊歩道です。
特色
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歷史と文化
アミ族はかつて磯崎海水浴場の辺りを「加路蘭」と読んでいました。アミ族の人たちはここの地形を利用し塩の天日干しを行い、狩猟を終えて戻る道すがら、ここで塩を取り持ち帰るため、とても便利だったということです。清代の光緒4年、「加礼苑平埔族の乱」が平定され、アミ族は漁を主な生業として、ここへの定住を始めました。
磯崎村のサキザヤ族は每年3月に海祭を執り行います。これは海神だけでなく、特別に山神をも祀る祭祀で、集落の祭師と頭目が族人を率い、サキザヤ語で祈祷文をとなえます。山神と海神に一年の豊作、豊漁を祈願するのです。 -
自然の生態
海岸の植生は熱帯雨林に属し、主にオオバギ、アカメガシワが群生しています。岩壁上の植物はタイワンダンチク、タイワンナツメヤシが多く、海岸に近くなるとタコノキ、オオハマボウ、ヌルデが主となります。湾の辺りの生物で最も有名なのはロブスター、ヒラニザ、メジナ、テンジクイサキ、イシダイなど。魚類が非常に豊富です。春になると、夜間、漁船に乗船し沖合まで出て、トビウオが海面を滑空する舞姿を見るツアーも開催されます。
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地質環境
磯崎海岸の南北両側は硬い火山角礫岩ですが、間は軟らかい八里湾層の砂、頁岩です。そのため侵食程度が異なることで砂質の湾が形成されました。夏は水遊びで暑さをしのぐのにぴったりの避暑地として知られています。
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新社
磯崎海水浴場から進み、新磯トンネルを過ぎると、新社に到着です。新社村は海岸段丘にある集落で、住民の大半はアミ族とクバラン族です。
新社村の北側には目を引く岬 – 新社鼻があります。新社鼻には棚田が開かれ水稲が栽培され、そこから緩やかに海へ下っています。春、岬の田は柔らかい緑の絨毯に覆われ、秋は黄金色の稲穂が風に揺れ、東海岸では珍しい棚田の風景が見られます。
クバラン族のバナナ繊維布は国宝級の工芸品です。豊浜鄉では「新社香蕉絲(バナナ繊維)工坊」をぜひ見学しましょう。但し見学には事前予約が必要です。
新社派出所が設置した「鉄馬駅站」では自転車旅行に必須のサービスを提供しています。派出所は地元住民とともに磯釣り隊も結成し、海釣り客の安全を守り、海岸の保護も行なっています。 -
磯崎国民小学校
「試合、始め!」磯崎集落でロケが行われた、このドラマが放送された後、劇中の選手たちが学んでいた磯崎国民小学校は一気に有名になりました。今では東海岸台11線の人気スポットの一つです。
磯崎国民小学校は生徒数減少のため、数年前に廃校になっています。現在では「加路蘭サキザヤ文化及び教育普及推進協会」が維持を請け負い、住民の集会場所として、サキザヤ集落の豊年祭りもここで行われています。
ディテール
お薦めのモデルコース
アクセス方法
旅行のヒント
2.海水浴場は開放式で、監視員も設置して、必ず制限された範囲の中で遊んでください。そのほかに、南端に漁船が出入りしますので、遊びに行く時も必ず注意してください。
3.夏になると、太陽が暑くなるので、日焼けにならないように日焼け対策をしてください