「都歷ビジターセンター」は「東部海岸国家風景区管理処」の本部で、「アミ族民俗センター」に隣接しています。山を背に海に面した「都歷ビジターセンター」は北は成功鎮と三仙台に望み、南は緑島が眺められ、美しい山と海の風情に恵まれた東海岸を代表する場所であり、年に一度開催される「月光.海音楽会」の舞台でもあります。館内は親子で楽しめる工夫もされています。
屋外に広がる草地には、「大地芸術祭」の過去の出品作が所々に置かれています。草地の緑、海の青を背景に腰掛け、台東の悠々たる時の流れを感じ、またピクニックで東海岸の魅力的な風景を堪能しましょう。「月光.海音楽会」では、海の上に上る月の光を浴びながら、草地に腰を下ろし、音楽の調べに身を任せましょう。
「都歷ビジターセンター」から外を見ると目に入る「海景展区」は現在、花蓮港口集落に暮らす現代芸術家、ラヘズ・タリフの『旅行在50歩的空間(50歩の空間で旅行)』をテーマに展示が行われています。ラヘズ・タリフは長年、東海岸沿線で海洋廃棄物を拾い集めながら、多様な材料による絵画、彫刻、インスタレーション、映像作品を創作し、作品と光、音の相乗効果を利用して、地球規模の環境問題に対する関心を伝えてきましたが、「都歷ビジターセンター」を環境教育と文化教育の意義ある場所に作り変えました。詳細は電話:089-841520(「都歷ビジターセンター」サービスカウンター内線1800)でお問い合わせの上、ぜひ「都歷ビジターセンター」へお越しください。