塩寮村は花蓮県寿豊鄉にあり、台湾で最長の礫石海岸を有します。塩寮の名の由来は、かつて花蓮港付近の食塩をここで作っていたためで、日本統治時代には既に「塩寮港」と呼ばれていました。近年每年夏休みになると、ここには各地から手作り愛好者、バックパッカーが集まり、異国風情の「海或.瘋バザー」が開催。手作り作品が並び、タロット占い、シンポジウムなどがバザーに出現しています。
塩寮周辺には特色ある民宿が多く、海に面した窓辺でコーヒー片手に静かな午後を過ごすにはもってこいです。また、臨海自転車道をのんびりサイクリングしたり、近くの店をのぞいて一息ついたり、新鮮な海の幸をぜいたくに味わうにも最高のスポットです!
塩寮集落
塩寮集落は大坑、托邁(Tomay)、橄仔樹腳の三つの小集落に分かれています。Tomayは「熊山」という意味で、里漏社のアミ族によって構成されています。かつて里漏社のアミ族人がここで大きな熊を仕留めたと伝わることから、この名がつけられました。あと二つの小集落は秀姑巒アミ族に属します。