交通部観光局東部海岸国家風景区管理処(以下東管処と略す)主催の「2021東海岸ランドアートフェスティバル」は、今日(22日)に台湾全土で、またとない唯一のオンライン月光・海のコンサートが行われました。新型コロナウイルスの影響で、東管処は今年実際の月光・海コンサートを中止しましたが、多くのコアなファンの切実な期待の下、特別に現場ライブ配信方式で、都歴東海岸管理所ツーリストサービスセンターのリアルタイム映像画面と組み合わせて、皆さんにスクリーンの前でもひたすら月光・海を楽しんでいただき、コンサートの雰囲気を感じていただきました。
コンサートが正式に開始する前に、特別に東海岸ランドアートフェスティバルのキュレーターより本年度駐在して創作している6人のアーティスト- 林淑玲、林介文、ダービーウラン・グレレ、Iyo kacaw、Chien Wei Bali、ルビー・スワナの作品を紹介しました。そして、代表してChien Wei Baliが今年の創作のプロセスをシェアーしました。今年の東海岸ランドアートフェスティバルでは代弁者Sangpuyを引き続き招待し、来賓と観衆がプユマ族の伝統的な儀式で一緒に祈るようにリードし、コンサートの露払いをして除幕するために本年度のプロモーション動画を放送しました。
夜6時50分にコンサートのライブ配信がスタートし、この時、月がちょうど海面からゆっくりと昇りました。海に映る金色の月明がりがきらびやかにキラキラ光り人を動かし、その場にいた観客から賞賛の嵐が巻き起こり、皆が次々にカメラや携帯を取り出し、この東海岸の絶景をカメラに収めました。コンサートは東海岸の有名なネットセレブとともにブライアンダンスカンパニーのプリンシパルダンサーPonayが司会者の重責を担いました。彼は持ち前の先住民式のユーモアで、オープニングをとても盛り上げました。都蘭集落のアミス音楽祭の創始者 舒米恩を引き継ぎ、コロナ禍の生活体験と伝統集落の曲風で、一連の未発表の新しい創作を披露し、現場とオンラインの観衆を何度も驚かせ、夢中にさせました。最後の大トリでは今年のゴールデンメロディアワードの受賞者Sangpuyが今晩のコンサートのクライマックスを盛り上げるために、独特の歌声で古代の魂を隠しているかのように、鳥肌が立つほど息をひそめて、特に今年ゴールデンメロディアワードに選ばれた曲「抱擁」で世界に向けて祈ったほか、皆がコロナ期間お互いに支えあって難関を乗り越えられるよう願いました。
今回のコンサートはわずか300人しか入場を開放できませんでしたが、全体的な雰囲気と熱気は少しも劣りませんでした。連休後の出勤日でしたが、台湾各地から多くのコアなファンが遠路はるばるやって来てくれました。また、オンラインで閲覧している人は1,000人近くに上り、16,000回を超える視聴回数を記録しました。今年唯一の月光・海コンサートはすでに終了しましたが、東海岸ランドアートフェスティバルに関連する一連のイベント及びファンパック商品は、まだ引き続き販売中です。ファンの皆さんには、まだまだお買い求め頂くことができます。詳細情報については、 アートフェスティバルイベントのウェブサイト にアクセスしてください。イベントのリアルタイム詳細情報については、「東海岸ランドアートフェスティバル」のFBのファンページをご覧ください。