東海岸観光圈 塩寮、水璉を深掘り 地元業者と協力し「塩」「水」旅行の新しい遊び方を探る!
更新しました:2022-10-26
公開日:2022-08-12
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旅ブランドとしての「東海岸観光圈」を確立し、台11線を使った観光の広がりと深みを強化するため、交通部観光局東部海岸国家風景区管理処(以下東管処)は2022年8月11日、東部海岸国家風景区の北側の入り口「塩寮」、「水璉」で視察ツアーを開催しました。水璉の「吉籟猟人学校」を訪れアミ族の歴史、神話と暮らしに触れ、塩寮では「海角工作室」で「苔玉」を手作り。海の真ん前にある「海崖谷」ではアフタヌーンティーを楽しみました。視察ツアーには旅行会社、ブロガー、花東地区の公/協会、宿泊業者など28人が参加し、東海岸の「塩」と「水」をキーワードとした新しい旅を探ったのです。
花蓮市内の塩寮と水璉地区には、絶景を誇る海岸と地元文化の魅力があります。沿線には手頃でユニークな宿泊施設もたくさんあり、最近では個人工房と業者が目新しいアクティビティをさまざまな形で打ち出しています。将来は旅人が東海岸の魅力を探るための始発駅となるでしょう。
水璉の「吉籟猟人学校」は花蓮市の中心から台11線を車で約40分南下したところにあります。メンバーはアミ族文化を意識としてもち、伝統を学んでいこうという態度を堅持しているだけでなく、文化的精神を、知恵にあふれ、愉快で、ソウルフルなアクティビティに進化させています。今回の視察ツアーでは「水璉伝説館(「穀倉」を改装)」を見学。ここでは集落の歷史と神話が展示され、農業と狩猟の知識も披露されています。もちろん海辺でのアミ族伝統の漁体験は外せません!自分の手でスナホリガニを捕まえ、投網を投げました。
台11線16.2k位置にある「海角工作室」は塩寮に腰を据えて10年あまり。工房は大自然と一体に溶け合うような環境で、旅人を導く案内標識のように、周辺にはいっぱいに植物が植えられています。自然ではあるけれど在り来たりではない世界にいざなっているのです。ここでは工房の主人とともに「苔玉」を手作りし、両手を通して大自然の不思議さを感じ、心と身体と霊魂までもをどこまでもくつろげましょう。草花と海が互いに癒しあっているように。
台11線に来て、大海原の美しさに触れないなんてありえません!塩寮にある「海崖谷」は地元の人たちが作り上げた秘密基地です。日本語の「速く(Hayaku)」の発音からとった店名で、「家族や友人を伴い、速く東海岸でスロー旅を満喫してほしい」という願いが込められています。店内では食事も提供。真っ青な太平洋を眺めながら、東海岸ならではのアフタヌーンティー「海派時光」を楽しむことができます。