東部海岸国家風景区

2022年中秋節の連休期間、交通部観光局東部海岸国家風景区管理処(以下東管処)は「2022東海岸大地芸術祭 月光･海音楽会」を開催しました。さわやかなそよ風が吹く中、月の神のご加護のおかげか、音楽会は予定通りに開かれ、7,000に近い観客が都歷園区でいっしょにお月見をし、台湾で最もアートで最もバズった音楽の宴に酔いしれました。

ライブではこれまでなかった多くの試みが行われ、中でも宜蘭から参加した「無独有偶劇団」は台湾版ライオン・キングとも言えるようなダンス劇を披露しました。劇団が「月光·海音楽会」のために特別に創作した女神茹妮（Dungi）、男神馬拉道（Malataw）の2体のパペットと、この地区のパペット「旮都瑪様の長老」が会場内を行ったり来たり。大人も子供も驚きの歓声をあげていました。「300ss音楽劇場」の「魔魅」はリアルなゴシックロック。「晨曦光廊」では時には軽やか、時には力強い癒し系ポストロックで、暗黒と光明のまったく異なる二つのスタイルを表現しました。「幽法」はアミ族式のエレクトリックミュージックとプロジェクションマッピング。音と光の効果で、山と海が交わる都歷の風景に、常とは一線を画す風貌をもたらしました。大トリの「Suming舒米恩」は、あらゆる人を惹きつける歌声で、集落の若者、少女、子供たちをリードし、彼らがそれに答えるように歌い、最後にはみなが声を揃えて大合唱。会場全体が手を繋いで踊る中、来年の「月光．海音楽会」での再会を約束して幕を閉じました。




「2022年月光·海音楽会」では、ライブに参加したグループも、マーケットに出店した参加者もみなベストなパフォーマンスを披露し、「月光海」のために作られたダンスや曲目は多様な表現方法で、「月光海ステージ」の無限の可能性を際立たせました。「創作マーケット」ではハンドメイド品であろうと飲食物であろうと、ほとんどが「月光海」のイメージでデザインして作られ、目で見るもの、舌で味わうもの、身に着けるもの、すべてが「月光海」とつながり、すべてが「月光∙海音楽会」の空気に完璧に溶け込みました。

 

今年の「東海岸大地芸術祭」「月光．海音楽会」は終了しましたが、芸術祭に出品された6作品は、東海岸各地に展示され、すでにインスタ映え写真の人気撮影スポットになっています。また、アートプラットフォームをつなげた工房とアクティビティには継続して参加可能です。9月21日から27日には「老闆！来串生活」として河口音楽会、バザー、多種の地元の生活体験イベントを開催。「暮らしにおけるさまざまな可能性」を感じていただけるでしょう。「J工廠& W工坊」の「月光下宝石灯展」ではガイドツアーと予約を受け付けています。「東海岸大地芸術祭」は東海岸アート観光の魅力を存分に感じていただけるフェスティバルです。知性、感性、味覚を刺激しながら愉快でもある東海岸のクリエイティブな暮らしを探りにぜひお越しください。イベントの詳細は東管処Webサイトwww.eastcoast-nsa.gov.tw/または芸術祭Webサイト www.teclandart.twでご覧ください。リアルタイム情報は「東海岸大地芸術祭」と「【Nga'ayho】こんにちは東海岸」FBページで随時発信しています。