山、海、人のFunなゆったり旅
「跳浪」は塩寮村と水璉村の旧称です。地形が険峻なため、かつてここに暮らす住民が花蓮へ行くには、岸辺を洗う波を避けながら海岸を歩かなければなりませんでした。沿岸地形は長年の侵蝕と堆積の相互作用により、藻類の密生、貝類の生息に適した潮間帯エコシステムを形成しています。ここは海に近く山にも近い。日中は高台から海を眺め、夜は静かに星を見つめる。さあ今こそ、荷物をまとめて塩寮、水璉へ向かい、波と追いかけっこ。憂いを忘れる旅の始まりです。
人の心を酔わせる紺碧。それは花蓮豊浜と台東長浜の間に横たわる山海回廊にあります。客運(長距離バス)か車でしか行けない場所なので、外界からの干渉を受けておらず、素朴な美しさを残しています。ここに出来上がった双浜(長浜、豊浜)生活圈。それは、移住者とUターンした若者たちが担い手です。ユニークな店や個人スタジオを開いたり、宿や農場を経営したりし、生命力にあふれた双浜生活圈が生まれたのです。心の赴くままにぶらぶら散策。地元の商店を訪ね、偶然が楽しいスローな旅に浸りましょう。
秀姑巒溪は年間を通じてホワイトウォーターラフティングができる川。ウォータースポーツ愛好家イチオシのラフティングポイントです!渓谷地形と谷の岩石が作りだす急流、湧き上がり下る激流、予測不能な奔流。ボートのクルー全員で心を一つにし白波を突破しなければ、大河を征服して終点にたどり着くことはできません。川沿いにある奇美、静浦、大港口などでは先住民集落で生活体験もできます。興奮と感動の「大河の恋」に落ちましょう。
『成功.人物語』は物語を有する人・事・物を掘り出し、歷史と芸術、グルメとショッピングにつなぎ、徒歩かスロー旅にぴったりな雰囲気と体験ポイントを開発しました。東海岸で最高の漁業文化体験ができる街となっています。成功鎮の魅力に深く触れたいなら、ウォーキングツアーに参加しましょう。両足で麗しい成功鎮を踏みしめるのです。「海」から派生したダイビング学校、シイラ専門店、アミ族料理を出す店などが、旅人の訪れを待っています。真の成功とは?大海原に向かい、あなただけの成功を探してください!
大風が吹いた、何に吹き付けた?夢を抱く人に吹き付けた!台11線を走る車のスピードに比べ、東河旧街、興昌、隆昌、都蘭、泰源など町村周辺の海岸集落に流れる暮らしはゆっくりです。路地裏で宝探しポイント、立ち寄りポイント、チェックインポイントを探し、海で暮らす人の情熱、旅人の好奇心、地元人の親切に対話と交流のチャンスをもたらしましょう。太平洋の風に吹かれて未知の場所に流れ着きます。どこかお店を見つけて、地元の味を一口します。そして物語のページをめくり、心地よい自在を味わいましょう。
富岡は漁港であり、緑島、蘭嶼アイランドホッピングへのターミナルでもあります。豊富な海洋資源はアミ族の人々、大陳義胞(大陳島から台湾に移住した住民)、閩南人が海を生業とするに十分でした。ここの暮らしはちょうどいいです。「港港好」と中国語で「剛剛好」とはちょうどいいと発音が近似です。この旅で、富岡の素朴な暮らしに触れてください。波が悠久の時間を費やし刻んだ奇岩、地景芸術が堪能できる富岡地質公園では、大地の神秘を探り、漁港では海の幸に舌鼓です。海に生きる人たちが暮らすことで歷史と文化を描き出し、現在の富岡が生まれました。都市に流れるアップテンポな時間を離れ、歩みをゆるめましょう。そうして発見するでしょう。富岡は「港港好」とはちょうどいいです。
かつて「難回(戻るのが難しい)」と揶揄されることもあった南迴地区。南迴公路が改修され、南迴鉄路が電気化され、「藍皮解憂号」が運行を再開したことで、南迴旅行はもはや難しいことではなくなりました。「藍色公路」台九線の無敵のオーシャンビューがこの聖地に人びとを誘ってくれます。実りの季節には、穂を垂れるアワ、赤キノアの黄金色がこの時期を代表する色です。冬には知本、金崙で温泉に浸かり、自分に最高のご褒美をあげましょう。南迴の旅は癒しの旅です。誰もが愉快を携え帰路につきます。
緑島の天国は天上にありません。裙礁サンゴが広がる海のなかにあります。海底火山の活動によって作られた火山島である緑島。沿岸にはサンゴ礁が発達し、多くの魚たちが集まっているため、色とりどりの海中世界はダイバー憧れのダイビングポイントとなっています。緑島の朝日温泉は世界で三つだけの海底温泉のうちの一つで、「ミシュラン・旅行ガイド」もすすめる二つ星スポット。台湾には、こんなにも美しい砂浜、ワールドワイドなダイビングポイント、世界的にも珍しい海底温泉、黒潮がもたらす豊かな生態系があります。まさに太平洋上の輝ける宝物。台湾人はほんとうに幸せです!