東部海岸国家風景区

紹介
たとえ怒涛のように勢いのある景色を見たことがなくて、または先住民の人文風情を体験したことがなかったら、是非東海岸ムスリムの旅にお越しください。我々とともに豊浜を訪ね、ハラハラドキドキの「ガラス天空遊歩道」を体験しましょうか。三仙台へ向かいに、大自然が作り出した造形美を堪能し、「水往上流」の奇観を鑑賞し、自転車で森林公園をゆったり、旅を味わいましょう。どこへ行っても、驚きがたくさんし、目を奪う美しい景色が心を揺さぶってくれるでしょう。

◎ 日数：一泊二日
◎ 出発地：花蓮市

旅行プランニング

一日目

豊浜天空遊歩道

台11線の新豊トンネル外にある「親不知子断崖」で、Ｈ鋼と強化ガラスで作られた長さ150メートル、海面からの距離は約50メートルの天空に浮かぶ歩道です。一方は山側で、反対側は太平洋であります。足元をのぞくと、ガラス越しに切り立つ崖が見え、ドキドキ感が満点です。

花蓮豊浜鄉の「天空遊歩道」は地元の先住民の伝説から「親不知子天空遊歩道」と名付けられたのは、ある日に子供を背負った先住民の婦人が恐怖で身体を強張らせながら、なんとか断崖を渡り切りました。ところがあまりにも緊張が過ぎたせいで、子供の姿がなくなっていることに気づいました。そのため「親不知子断崖」と呼ばれるようになったと言われることです。親子であろうとここを通るには、自分の安全に気を配るだけで精一杯で、お互いに気を使い合うなど無理であります。それほど険しい地形だと言う意味です。

金剛大道
終わりがないように見える金剛大道は、神秘の国へ続く近道のようです。金剛山に向かい歩いて行くと、どこまでも限りなく広がる太平洋と長光社区の風景が見えてきます。天気が良ければ、金剛山がくっきりと見え、金剛（ゴリラ）の目鼻立と輪郭が海岸に向かう山壁にそびえ立っています。長光部落を見守る守護神のように、部落の子々孫々と村の平和を静かに守っているのです。

三仙台遊憩区
伝説によると、八仙のお神様の内に呂洞賓、李鉄拐、何仙姑3人のお神様がこの島に上陸したことを噂があるらしいで、そのため「三仙台」と呼ばれるようになりました。島内には仙剣峡、合歓洞など三仙台の物語に関連した天然の奇景が広がるほか、海蝕溝、甌穴、海蝕柱、海蝕凹壁などの海蝕景観も点在しています。1987年に完成した「八拱跨海歩橋」は巨龍が海上に伏せているように見える独特の形状をしています。東海岸で見逃せないランドマークです。

アミ族民俗センター
主建築の祭り屋と家屋は、花蓮県太巴塱社の祭司住宅を真似て建てられています。内部では先住民部落文物、手工芸品を展示し、伝統的な歌とダンスのパフォーマンスが行われています。 「民俗センター」では特産品が展示販売されて、また飲食サービスも提供しております。

都歷ビジターセンター
「都歷ビジターセンター」は山を背に海に面し、北は成功鎮と三仙台に、南は緑島に向かい、美しい自然環境に囲まれています。センター内にはアミ区、海洋区、東海岸景観区、インタラクティブ体験区などがあり、マルチメディア施設、ビデオ、模型、実物の展示を通して、東海岸の動、植物の生態と人文的特色、レジャー活動を生き生きと表現しています。ここでは東海岸の特色あるイベントを体験することもできるでしょう。

東河橋
東河橋は、成功鎮と東河鄉をつなぐ馬武窟溪の河口にかかっています。東河橋の新旧の橋はデザインがそれぞれ独特で、建築芸術の美の極みです。青い空と緑の泰源幽谷に映えるその姿は、一幅の山水画のように見えます。

水往上流
「水往上流」は誰もが驚嘆の声を上げる自然の神秘であります。 中国のことわざで「人は高きに登り、水は低きに流れる」と言いますが、都蘭から1.8kmほど離れた灌漑用水では、地球の引力に逆らい、高いほうへと流れて行く光景が見られるのです。用水路の側には「奇観」と刻まれた石碑が立っています。「水往上流」の奇観に好奇心を感じない人はいないだろう。水はほんとうに上方へと流れているのでしょうか？その目で見て、自らの感覚で実際に体験すれば、強いインパクトを感じることができるでしょう！
国際ランドマーク(海浜公園)
「台東海浜公園」に立つ「国際ランドマーク」は、ランドスケープとパブリックアートを融合し、台東独自の人文、歷史、自然景観を象徴しています。藤で編んだ屋根の独特の景観に誰もが目をみはるでしょう。海岸に立つ「国際ランドマーク」は朝は真っ先に朝日を浴び、夜は黄昏の薄暮に包まれた後、ライトに照らされキラキラと輝き、世界中の人の訪れを待っているかのようです。
二日目

富岡地質公園(小野柳遊憩区)
富岡地質公園(小野柳)は富岡漁港北方の海域にあり、東部海岸で最南端の景勝地です。厚層砂岩と薄層泥岩が交互に堆積した地層に、地質構造の変動と波による長年の浸蝕が加わり、単斜脊、蜂巣岩、亀陣岩、豆腐岩、蕈状岩などの奇岩怪石が生まれました。ビジターセンターから富岡地質公園(小野柳)の海辺遊歩道へと散策すれば、モンパノキ、オオハマボウ等の海浜植物が観察できます。椰林遊歩道では山林の静けさに浸りながら、鳥の声と波の音が奏でるコンチェルトに耳を傾けましょう。

加路蘭遊憩区
「加路蘭遊憩区」には広々とした草地、ユニークなデザインの東屋、解説ステーションがあります。そして、都蘭湾、都蘭山、富岡地質公園(小野柳)を遠望できる見晴台もあります。東海岸を旅する際にはありがたい休憩スポットで、写真撮影にも絶好の場所です。海辺で潮風に吹かれながら波の音に耳を傾け、温かな陽光に包まれのんびり過ごしましょう。遊憩区には漂流木で作られたインスタレーション、石彫作品が点在し、漂流木は東屋の装飾にも使われています！
比西里岸
「幾米」ブランドと比西里岸部落が協力し、絵本『走向春天的下午（春に向かう午後）』の中に女の子の後ろ姿を部落内の11カ所に描きました。11のペインティングを見て回り、その違いを味わいながら、比西里岸部落の穏やかな静けさと素朴さを発掘しましょう。部落の遊休空間や捨て置かれていた古い家屋も生まれ変わり活性化しています。「幾米園区」を訪ねると、部落芸術を鑑賞し、山と海に囲まれた部落の自然風情に浸りましょう。

台東森林公園でサイクリング
「台東森林公園」はモクマオウが大規模に植林されているため、遠くから見ると一面、漆黒の森に見えますので、「黒森林」と呼ばれています。公園内にはモクマオウ林を貫き、三つの湖をつなぐ自転車道があり、自然の生態と美しい風景を一路楽しむことができます。人工の造形物が少なく、見に入るもの全ては、心を伸びやかにする自然の風景。自転車でも徒歩でも、その美しさを堪能することができます。